ペットは家族同然の存在であり、本当に心から大切な存在です。しかし、引っ越しをするには当然ですが、ペットの命も預かって輸送を行うわけですから当然、引越し業者にペットの輸送を断られることが多々あります。
実際に数日間、家を留守にするからといった理由で、ペットホテルにペットを預かってもらったところ、温度管理の悪さなどからペットが亡くなってしまったという事例もあるため、引越しの業者側としても「命」を扱うことに関しては、運搬を断るケースがとても多いです。
それでは、ペットや動物の輸送を断られた時には、どのように対処ができるでしょうか。
ペットは引越し終了まで信頼できる知り合いに頼む
ペットを他人に預けるという行為は、かなり信頼のおける人、または同じペットを飼っていて、ペットの世話に慣れている人にしかお願いが出来ません。
ペットを飼っていても、どうしても海外出張や遠方の出張などで家を空けることが多い人は、ペットを信頼出来る友人や知人、または親戚に預かってもらっているという人が多いです。
ペットを信頼できる人に預けておけば、引越しが終わった後にお礼とともに、ペットを連れて帰るという流れになります。
どうしても引越しの間は、退去と入居の期間にはドタバタとしていることが多くペットにストレスが溜まるため、ペットを新居に一緒に連れて行くことが不可能だからです。
引越しが落ち着いてからペットを引き取りに行く
引越しが落ち着いた場合、新しい新居にペットと一緒に新生活をスタートすることになりますが、新居が県をまたぐような長距離の移動の場合はどうやってペットを新居に連れて帰るのかという点が悩みどころとなってしまいます。
新居までの移動距離が長距離の場合、自分の車を持っている人は、ペットを預かってもらっていた人からペットを引き取り、そこから車で新居まで陸路で移動する流れになります。
最初ペットは車に驚くことがありますが、慣れてしまえば意外と平気で乗っていることの出来る犬や猫なども多くいます。
自家用車を持っていない人は、レンタカーを借りるという方法もありますが、ペットや動物が同伴の場合は責任や保証等の問題で断られることもありますので事前にペット同伴でもOKかを確認しましょう。
どうしても、ペット同伴ではレンタカーが借りられない場合は、友人や親、親戚等に車を出してもらうことも検討しましょう。
小型のペットなら短期間でも一度はペットホテルに
例えば、かなり小さな柴犬など、飼い主さんの手で連れて行くことが出来るのであれば、短期間でも一度はペットホテルにお願いして、そこでしばらく暮らしてもらうという手もあります。
ペットホテルに預けるのは、引っ越しが終わって落ち着くまでの期間、ペットをずっと信頼できる友人に預けるのは相手にも負担が掛かりますし、依頼した人も気が引けるからです。
引越しが終わって新居が落ち着くまでは、それなりの期間が必要なので、その期間ずっと友人や親戚にペットを預けっぱなしにするのは得策ではありません。
退去と入居までの期間(約2週間程度)は、信頼できる友人や親戚にペットを預けて、新居が落ち着くまでの期間(約1週間~2週間程度)は、新居に近いペットホテルを利用するのが良いでしょう。