引越しでソファーが破れたり壊れたりしてしまったときは、どうすればいいのでしょうか?これからその対処法について解説しますので、こうした引越しトラブルに直面しておられる方はぜひチェックしてみてください。
引っ越しでソファーが破れたり壊れたりしたら、すぐに現場の作業員に報告する
引っ越しの時にソファーが破れたり壊れたりしてしまったら、すぐにそのことを現場の引越し作業員に伝えてください。
なぜなら、時間を置いてからソファーの破損を報告しても、まともに取り合ってもらえない可能性があるからです。
もし、引越し作業員が運搬中にソファーを壊したとしたら、引越し会社の方で賠償してもらわなければなりません。
しかし、時間を置いてからソファーが壊れたことを報告しても、引越し作業員が壊したという具体的な証拠が提示できないので取り合ってくれません。
ですから、引越しでソファーが壊れたら、すぐに壊れたことを引越し作業員に知らせてください。とりあえず明日になってからとか、しばらく様子を見てなどと思わないようにしてください。
搬出、搬入の引越し作業中に家具や家電製品などの破損を見つけたら、すぐに引越し作業員に伝えることを厳守しましょう。
破損の証拠写真を必ず撮ること

引越しでソファーが壊れたとき、それが自分のせいではないことが明らかであれば、搬出、運搬、搬入中のどれかのタイミングに壊れたということになります。
もし、そうであれば引越し業者に賠償請求をするか、もしくは引越し会社に弁償してもらわなければなりません。
しかし、ただ賠償、弁償してほしいと言っても、引越し会社は簡単に納得してくれるとは限りません。証拠がないので対応できないと言われれば、どうすることもできません。
したがって、引越しの作業現場でソファーの破損を確認したら、ただちにその破損状況をスマホで写真に収めてください。
そして、その写真を持って引越し会社に訴えれば、引越し会社も無視することができなくなり、賠償や弁償に応じてくれ易くなります。
このように、引越しで荷物の破損があった場合は、必ず破損状況をスマホで写真に収めて証拠を取りましょう。破損の証拠がなければ引越し会社は賠償や弁済に応じてくれませんので、必ず破損状況の写真を撮ってください。
引越しでの破損は賠償もしくは弁償してもらう
破損の証拠写真などによってソファーの破損が引越し業者のせいだと分かったら、荷主はすぐに壊れたソファーの賠償か弁償を引越し会社に求めてください。このときの引越し会社の対応の仕方は二通りあります。
一つは賠償金を支払うことと、もう一つは、弁償として壊れたソファーを買い直すための費用を支払うことです。
破損状況によって対応の仕方は変わりますが、この点は双方でよく話し合って決め、書面を交わする必要があります。
引越し業者のミスで破損したことが証明されれば、荷主は引越し会社に賠償または弁償を求めることができます。