引越し後の郵便物の転送手続きですが、これは引越し先で最寄りの役所で転居手続きと同じタイミングで、郵便局やクロネコヤマト、佐川急便など運送会社などに早急に郵便物や配送荷物の転送手続きを行ってください。
郵便物の転送手続きの方法
転送手続きは、最寄りの郵便局の窓口で「転居届」に必要事項を記入して、提出するだけという極めて簡単な内容であり、必要なものは運転免許証や各種健康保険証など、身分を証明できるものであれば大丈夫です。
転送手続きを面倒くさがって、後回しにしていると、配達される郵便物が旧住所に届いてしまい、重要な郵便物が受け取れず大変なことになります。
郵便局に行って手続きするのは面倒ですが、郵便物の転送手続きはすぐにやっておくことを強くおススメします。
郵便局以外の配送サービスも転送手続きをしておきましょう
どうしても、仕事などの関係上、転送手続きを郵便局の窓口でするのが難しい場合は、郵送で転居届を出すことも、インターネットで転居届(e転居)を申し込むことも可能ですので忘れないように早めやっておくべきです。(インターネットでの申し込みなら、引っ越す前でもできます。)
ただし、郵便局で扱っていないもの、つまりクロネコヤマトや佐川急便など郵便局以外の配送サービスの場合は、別途「住所変更」の手続きを個別に行う必要があります。
例えば、週刊ダイヤモンドやプレジデントといった定期購読メイン雑誌はクロネコヤマトの「メール便」などで配送されます。
そのため、雑誌やカタログの定期購読やインターネットショッピングをする方は、専用のサイトで住所変更を早めに済ませることを強くおススメします。
クロネコヤマトや佐川急便などの住所変更、転送の申し込み方法や手続き方法が分からなければ、電話やインターネットで直接問い合わせしましょう。
転送手続きや住所変更手続きは、引っ越しする予定がなく、ずっと同じ場所に住むという人にとっても無関係ではありません。いつ何時、家が火事になったり、地震で家が倒壊したりするのかわかりません。
その時になって、知識がなくて郵便物の転送手続きや住所変更の手続きをしなければ大切な役所からの通知等を見逃して、後々「あのとき引越し後の郵便物の転送手続きをやっておけばよかった」ということも大いにあり得ます。
郵便物の転送手続きは早めに
郵便物の転送手続きは「転居届」という紙切れ1枚を郵便局の窓口に提出するだけです。
仕事などで郵便局の窓口に行く時間がないという人は、「転居届」をハガキとしてポストに投函または、インターネットで転居(e転居)を申し込むだけで、引越し後の郵便物の転送手続きがすぐに終わるのですから、繰り返し申し上げますが、面倒くさがらずにやりましょう。
特に、進学や新社会人のために新天地に移り住む場合は、時期が時期なので郵便局も混んでいますし、何より新生活で準備することが膨大にあるため、郵便物の転送手続きはついつい忘れがちです。
そういう時期は誘惑も多いですし、歓迎会や飲み会などの誘いも多いでしょうが、やるべきことはしっかりとしてから誘いに乗るように心がけていきたいものです。