インターネットプロバイダの解約と契約は、引越で忘れがちな手続きですが、事前に引越後を考えて行う事が大切です。
現在のプロバイダで満足している場合は、解約不要で引越後も使える場合があります。
■全国展開のプロバイダかどうか確認が必要
全国展開のプロバイダは解約不要です。
プロバイダとは、インターネットの接続に必要な回線業者ですが、多くの企業は全国的に展開しています。
全国に展開するプロバイダは、引越でどこに転居しても、解約の必要なく引き続き使い続ける事が出来ます。契約の続行には、幾つかの条件は存在しますが、特別な問題がなければ同じ品質の回線を引越後も使い続けられます。
しかし、引越をしても全く同じではなく、回線設備や利用状況によって速度が低下する場合もあります。
また、接続機器をそのまま持ち込めば即使えるとは限りませんし、再設定が必要なケースも存在します。
■解約しないための条件とは
プロバイダを解約しない為の条件があります。
解約しないで使い続けたい場合は、条件をクリアして手続きに入る必要があります。
一つ目は、引越先でもサービスが提供されている事で、エリア内に含まれている事を確認しておきます。
提供エリア内であっても、一部サービスが提供されていなかったり、提供前の場合もあるので、契約先に直接問い合わせる方法が確実です。
二つ目は、十分な回線速度で、現状と同等かそれ以上の快適性が提供されている事です。
多くの回線は、複数のユーザーが共有しているので、理論値と実測の間で数値がかけ離れている場合があります。
実際に引越先で使える速度は、転居してみなければ分かりませんが、転居先が集合住宅の場合は注意が必要になります。
■プロバイダは早めに決めておくことが大切
プロバイダは引越前に決める事が必要です。
解約しない二つの条件は、引越をしても問題なくインターネットが利用出来たり、現在の快適性をそのまま持ち込む為に欠かせません。
条件が満たされた契約の続行は、同等の回線が使えるだけではなく、プロバイダ提供のメールアドレスを変更する必要がない事も利点になります。
条件を満たす事が出来なかったり、解約して新たに契約を行う必要がある場合は、事前に決めておいた方が転居がスムーズに進みます。
サービスを変える時は、現状を見直すチャンスに変わるので、必ずしもマイナスの変化になるとは限りません。
事前に比較と検討を行ったり、入念に選ぶ事が出来れば、金額を下げたり回線速度の向上が得られるので、前向きに取り組み選択する行動が役立ちます。
変更しない契約を優先したり、変える時は前向きに選ぶ手順を用いれば、ベストな条件でインターネットの利用が行い易くなります。