引越しの準備として、やらなければいけない手続きに住所変更があります。
引越しをする時に手続きをしなければいけないものには優先順位があるので、優先順位に従って手続きを行えば空き時間を有効活用しましょう。
さまざまな引越しの手続きで優先される事項は、住所変更をすることです。今回は引っ越し時の住所変更についての方法や注意点を解説します。
優先順位が高い契約から住所変更の手続きを行う
最近では、様々な契約の住所変更の手続きがインターネットからできるようになっています。その中でも最初にやっておきたいのが郵便物の住所変更(転居届)です。
郵便物の住所変更(転居届)をしておかないと、引越し後に新居に郵便物が届かなくなってしまいます。
郵便物の住所変更(転居届)を忘れると、前の住所に郵便物が引き続き配達されてしまい、個人情報が漏洩してしまう可能性もあります。
特に引越しで出ていく家に、すぐ新しい住人が入居する時や遠方に引越しする人は早めに郵便物の住所変更(転居届)をしておくようにしましょう。
郵便局の住所変更(転居届)はインターネットで手続きができますし、配達先の住所を変更する日時を指定することができるので、引越しが決まった時から早いうちにインターネットから住所変更(転居届)しておくようにしましょう。
電力会社やガス会社・水道事業者などの住所変更や契約・解約もインターネットから可能
近場での引越しで、電力会社やガス会社・水道事業者が変更にならない場合は、インターネットで住所変更ができます。
関東から関西に引っ越すなど、遠方への引っ越しで電力会社やガス会社・水道事業者が変更になる場合は、インターネットから解約手続きを行います。解約日時が指定できるので、前もってインターネットから解約手続きを行いましょう。
解約と同時に新たに契約する転居先の電力会社やガス会社・水道事業者にインターネットから契約手続きを行います。開通、開栓の日時は指定できるので、入居の日時が決まればその日に開通、開栓するように日時指定しましょう。
ただし、公共料金の住所変更がインターネットで行えたとしても、退去や入居の際に立ち合いが必要になることもありますので日時指定には注意が必要です。
さらに、電力会社やガス会社・水道事業者などライフラインの契約または解約の住所変更手続きの際に入力する電話番号は、繋がりやすい携帯電話の番号にするようにしましょう。
電力会社やガス会社・水道事業者の事業所から連絡が来ることもありますが、心配な場合はこちらから直接事業所に連絡をして立ち合いの有無や日時を確認しておくようにしましょう。
ライフラインの他にはNHKや固定電話を含めたネット回線等もインターネットからの住所変更が可能です。
固定電話やネット回線は新居で新しく工事が必要な場合もありますし、退去の際に立ち合いが必要になることもありますので日時指定には注意が必要です。
引っ越しの繁忙期は電力会社やガス会社・水道事業者の事業所への電話が繋がりにくくなるので、インターネットで申し込みをしておけば、日時確認の連絡を待つだけでよくなる場合もあります。
そのため、繁忙期に引っ越しする場合、優先度が高い契約や解約、住所変更はできるだけインターネットを活用して引越し前後の時間を有効活用しましょう。
住所変更の注意点
住所変更の手続きは、できるだけ引越し前に終わらせておく必要があります。住民票など直接役所に行かなければいけないことも多いので、インターネットで簡単に済ませることができるものは早めに手続きしておきましょう。
インターネットからの手続きであれば、夜中や早朝など時間を気にせずに住所変更の手続きを申し込めるので、忙しい人でも住所変更の手続きができます。
最初に優先順位が高い手続きや変更が必要な項目を書き出しておくなどして、手続き漏れが無いようにしましょう。他には、家族がいる場合は全員の住所変更が必要になるので気をつけましょう。