引越での吊り上げ作業について【事前にしっかり打合せしよう】｜引越しトーク

引越の荷物の搬出や搬入を行う際に、玄関などから家財道具を運び込む事が出来ない場合、荷物を吊り上げして窓などから室内に荷物を入れなければなりません。

仮に、分解が出来る品物であれば、分解をして搬出や搬入が可能ですが、ピアノなどの場合は玄関の搬出や搬入が困難なケースも在ります。

■２階に冷蔵庫を運ぶ込むケース

一戸建て住宅などの引越しの場合、荷物の搬出や搬入は手作業で行うことになります。
マンションの場合であれば、５階以上のマンションにはエレベーターが在るため、手作業での搬出や搬入は少なくなりますし、エレベーターが無い場合でも、階段の幅がある程度在るので手作業での運搬も可能です。

しかし、一戸建て住宅の階段は幅が狭いケースも多く在ります。
玄関の幅は通るけれども、２階にリビングルームが有って、そこに大型冷蔵庫を運ぶ場合、階段が狭いので運べないケースも在ります。

このようなケースでは、家の外側からクレーンを利用して吊り上げ作業で運び込む事が可能になります。

■引越時の吊り上げ作業について

玄関から入らない家財道具、玄関から家の中に入れることが出来るけれども家財道具を２階の部屋に運びたいが、階段が狭くて２階に運ぶ事が困難な時は、引越業者にお願いをして２階のベランダに吊り上げを行って窓から荷物を運び込む必要が有ります。

一戸建て住宅は１階の部屋を広くするため、階段が狭くなっているケースが有るため、大型の家電品やベッドなどを運ぶ事が困難なケースが有ります。

引越前の家では１階部分に置いておいても、新居では２階に家財道具を置きたいと言うケースが有りますが、このような時は事前に荷物をどこに運ぶのかを業者の人に話をしておくことが大切です。

■吊り上げ作業はユニックと手吊りの何れか

２階に荷物を運ぶ込む時、２階などの部屋から荷物を運び出す時には吊り上げ作業が必要になります。この作業では手吊りで行う場合とユニックと呼ばれているクレーンを利用する何れかとなります。

手吊りと言うのは、滑車を使って荷物を引き上げたり、下ろしたりすることが出来る道具で、荷物を輸送用の梱包材で包んでから、ロープで固定をした後、滑車についているロープを引っ張ることで吊り上げ作業が可能になるものです。

クレーンを利用する事が出来ない場所でも手吊りなら容易に２階から１階に、１階から２階に荷物を運べると言うメリットが有ります。

因みに、ユニックはクレーンが装備されているトラックで、クレーンを使って荷物を吊り上げることが出来ます。