引越し料金を少しでも安くするコツとは｜引越しトーク

引越し費用は、引越予定日やお日柄、荷物量、移動距離などを業者が定める料金体系に基づいて算出されますが、料金体系が大手の引越専門会社を基準に作成されているので、基本的に大きな金額差は無いとされています。
しかし、この業界は、過当競争が激しいので、お客様の工夫や譲歩、交渉次第ではかなり安くする事が出来ます。

■荷物量を少なくする

安くする1番身近な方法は、荷物量を少なくする方法です。
しかし、物を捨てれば処理費用がかかるし、圧縮袋で潰したり自分で運んでもなかなか荷物量が減らないのが現実です。
そこで、利用するのが各業者の特徴です。

一般的に業者の使用する運搬車両の大きさは、同一と思っている方が多くいますが、業者によって同じトン数の運搬車両でも荷室の大きさが1m前後異なり、大きなサイズの3トン車と小さなサイズの4トン車の積載量はほぼ同等とされ、大きなサイズの4トン車は更に多くの荷物を積載出来ます。
又、引き出しの中身を出さないまま運んでくれる業者があり、引き出しの中身を出さない事でダンボールの数が少なくなり、荷物量を減らす事が出来ます。
結果として、1ランク小さな運搬車両で済むので安くなります。

■閑散期に引越しを計画する

引越業界は、年度末や教育機関の大型休暇などの繁忙期と梅雨時や寒い時期などの閑散期では現場数が大きく異なり、繁忙期は場合によってトラックの空きが無くお客様の依頼をお断りする事もある程です。
その為、繁忙期は閑散期の数倍の料金設定をしている業者がほとんどです。
引越し費用を安く抑えるならば、閑散期に引越しを計画するべきです。

どうしても、繁忙期の引越しが避けられない場合は、引越しを複数回に分けたり、フリー便や混載便などの利用も一つの方法です。

■火曜日〜金曜日の方が安く抑えられる

お日柄は、大安の人気が高く仏滅を避ける傾向は昔から変わっていないので仏滅を選べば安くなりますが、縁起が悪いとして一般的には他の赤口や先勝、友引などを選び料金を抑えています。
意外と知られていない事ですが、赤口は仏滅と並ぶ凶日であり、正午前後1時間以外は凶とされているのでお日柄を気にされる方は避けられた方が無難です。

一般的に引越しは、家族揃って土曜日曜の週末や祝祭日に行われる事が多く、その為週末や祝祭日の料金は高く設定されているので、火曜日〜金曜日の方が安く抑えられます。

又、1日の作業スケジュールは、午前と午後一つずつの現場が組まれており、午前現場は朝一番の定刻から作業が開始されますが、午後現場は午前現場の終了次第なので開始時間が不確定で、作業完了が遅くなる事も多くあります。
その為、午後現場は、午前現場よりも安い料金設定がされています。