引越前は引越業者選びから市・区役所関係、電気・ガス・水道・有料放送・NHK受信料契約、電話回線、郵便物の転送手続きなどがあり、現在契約しているサービスの解約と新居での契約開始手続きを1つ1つしていかなければなりません。
引越業者が決まったら、早めにこれらの解約手続きをしておきましょう。こういった諸々の手続きを漏れなく行うのはなかなか難しいので家族・親族の協力が必要です。
エアコンの取り外しや取り付けを引越業者にお願いしている場合は、エアコンの取り外し・取り付け日時も決めておきます。
夏や冬にエアコンの取り外し、取り付けの手配を忘れていると、かなり待たされる事になるので手続きを忘れないようにしましょう。
新たにエアコンを設置する場合は、引っ越し先の専門業者にエアコンの設置依頼することになります。
大手家電量販店で新品のエアコンを購入した場合、ほとんどの量販店では、エアコンの運搬、設置を無料で行ってくれます。
家族に高齢者が居るの引っ越しは思い切った処分が必要
高齢者と同居しているお宅は思い出の品が多く、新居に移ってからも必要のないものが相当あるはずです。
引越しを機に思い切った断捨離をしながら、引越し先ですぐに使えるものが出せるように種類別の梱包をしていきます。
どうしても引越し期日が迫ってくるとダンボールの空いた隙間に新居で必要がない物を入れてしまいがちですが「あれが無い、これが無い」と慌てるのは高齢者によくあることです。
台所用品でも、すぐに開けなくても大丈夫なものと、新居ですぐ必要な物と分ける必要があります。引越し当日はブレーカーを下げておくことや物干し竿などを外に忘れがちですので気を付けましょう。
高齢者のみの引っ越しは業者選びがポイント
近い距離の引越しならば自家用車・タクシーでの移動でOKですが、遠距離の場合は本人達の移動だけで精一杯です。
高齢者のみの引越しの場合は特に、どれだけ丁寧で機転が利く引越し業者かを口コミを参考にして引越し業者選びをする必要があります。
荷物の少ない高齢者の家庭ならできるだけ安く済ませられる「基本パック」でいいですが、持病をもっていたり、足腰悪い高齢者の場合なら新居で布団類を出してもらったり、タンス類に元通りしまってもらえる「お任せパック」の利用を検討しましょう。
健常者でも引越し前から、新居に移っての1ヶ月は相当疲れも出ます。しばらく自炊もできないかもしれないので、近くのコンビニや飲食店を調べておくと安心です。
隣3軒両隣りへのご挨拶を忘れずに
隣3軒両隣(となりさんけん・りょうどなり)のご挨拶も、今後何かとお世話になることがあるかもしれませんので、スムーズなお付き合いができるようタオル、洗濯洗剤、石鹸や日持ちのするお菓子を準備をしておきましょう。
ゴミ出しなどの地域のルールや、病院の評判やホームセンター、コンビニ、飲食店など地域のことを教えてもらっておくと安心です。人づてに老人会のお誘いなどもあり、新居での生活がしやすくなるります。