日常生活に欠かせないものの一つとして挙げることができるのが、自家用車になります。都心で暮らすには不要なこともあるのですが、それ以外の地域では、より良い形で生活をするために必需品になっています。
ですから、引越しをするタイミングで、車をそのまま転居先まで運転して持っていくことになる場合も多いです。
自家用車で、そのまま新たな住まいまで行くことができればいいのですが、自家用車をはじめとして原付バイクや自転車なども運ぶことになった場合にはどうすればいいのでしょうか?
自家用車は転居先に乗って行くのか?それとも運んでもらうのか?
転居先までの移動手段として、自家用車で自分たち家族が乗って行くということになるのなら、そのまま家族や乗せられる荷物を車に積んで移動をするというのもいいでしょう。
しかし、転居先が遠距離の場合、車の走行距離を増やしたくない、途中で事故などのリスクを取りたくない場合、自家用車は引越し業者に運んでもらうという方法もあります。
自家用車は専用の車両での陸送になったり、原付や自転車などは引越しの業者に他の荷物と一緒に運んでもらうようにするという方法で対応してもらうこともできます。
自家用車を陸送する場合の相場について

マイカーを専用の車両で運んでもらうことになるとすると、専門の陸送業者に依頼することになります。通常は東京と大阪間くらいの距離だと自家用車の運搬費は5万円くらいが相場になります。
これが、東京から福岡あたりまでの距離だと自家用車の運搬費は6~7万円くらいが相場になります。
原付バイクやオートバイなどは、引越し費用に1万円以上はプラスされる形になるので、追加料金が発生すると考えたほうがいいでしょう。
原付バイクやオートバイを運搬する場合の追加料金は、引越し業者によってもかなり異なるので、いくつかの引越し業者の一括見積を依頼した方が色々な価格やサービスが比較できます。
遠距離の引っ越しになる場合は、やはり慣れない土地を運転するになるので、事故などに遭ってしまうリスクがあるので、事故のリスクを防ぐためにも自家用車運搬は専門業者の陸送を利用するといいでしょう。
引越しに伴って、自家用車(マイカー)を引越し先に移動をさせる場合は、自家用車に関する各種の手続きが必要になります。
自家用車は新居に引越しをしてから15日以内に、新たな住所の陸運局で住所変更の手続きをする必要があります。なぜなら、自家用車にかかる税金の関係で重要な手続きになるからです。
引越し先の陸運局に申請をする際は、車検証や印鑑、住民票など複数の書類が必要になるので、事前に準備をしっかりとすることが大切です。
また、インターネットでも陸運局に電子申請することも可能ですが、これは住所変更だけになり、書面での変更ができないので注意が必要です。