新居に引越しするとき、一番大事なものは段取りです。引越しはとても大きな作業なので、段取りが上手くいかないと多大な時間と費用がかかります。
そうならないためにも、効率よく新居に引っ越しができるようにしっかりと段取りを組みましょう。
引越し前に気をつけたいこと
まず、新居を決めるときは、必ず下見に行くということが大切です。
今はネットとかである程度新居の室内を見ることはできますが、それだけで決めてしまうと実際に行ったときに情報と違うとさまざまなトラブルに遭う可能性が高いからです。
新居の下見に行って気になるところは、遠慮なく不動産会社に問い合わせましょう。
そして新居への引越しが決まったら、これまで使用していた電気・ガス・水道・電話などのライフラインを休止する手続きを行います。
ほとんどは電話で済みますが、中には住人の立ち会いが必要なこともあったりするのでこれは確認しましょう。
さらに、役所などで転居届が必要なところもあるので、転居届などの役所手続きもやりましょう。
引越しは会社によってさまざまなサービスがあり、荷物を運ぶだけのサービスもあれば、ダンボールを用意してくれたりエアコンやテレビなどの設置サービスをするところなどあります。
引っ越し時期によって料金が大きく変わり、一般的に引っ越し繁忙期の4月と10月が比較的料金が高く、それ以外の時期はどちらかというと引っ越し料金を安くできる傾向にあります。さらに、週末や休日よりも平日の方が更に安い傾向があります。
今ではネットで一括見積ができるようになって便利ですが、そういったものは実際に引越し会社の人が来て初めて正確な見積もり金額が出てきます。その中で、自分の適したところに決めると良いでしょう。
引越しの荷物をまとめるときに気をつけたいこと

引越しの荷物をまとめるときは、ダンボールに詰めていくわけですが、あまり積み込みすぎると重くなってしまい、持てなくなったり底抜けすることがあります。
基本的に、ぬいぐるみや洋服など軽いものは大き目の箱に詰め、本や食器など重いものは小さめな箱に詰めます。
本や食器など重いものを入れた段ボールは、底抜けしないようにしっかりとガムテープで止めることが大事です。
皿やコップなど割れ物については、新聞紙などで梱包してクッションのようにして振動で割れないようにすることが大切です。
冷蔵庫は引越し前日までに電源を切って水を抜きましょう。掃除道具は退去するときの掃除に使うので、これは最後に持っていきます。
新居へ引越しした後の手続きを忘れずに
新居に引越しして片付けや電気・ガス・水道などのライフラインの開設などが、ひと段落したら近所にあいさつ回りをしましょう。
近所へのあいさつ回りといっても難しいことではなく、タオルなど小物をひとつ添えてするだけで隣近所2~3件くらいで良いでしょう。
近所へのあいさつ回りが終わった後は、転居手続きをしなければいけないので、役所では住民票や印鑑登録の移転、学校では転入手続き、自動車やバイクは車検証の住所移転手続き、郵便物の転送などやクレジットカードの住所変更など、各種の変更手続きを忘れずにしましょう。