ペットと引っ越しする時のコツは？犬・猫それぞれの注意点｜引越しトーク

引っ越しは、人間にも多くのストレスや気持ちの変化をもたせるイベントでもありますが、ペットも同様です。もしくは、人間以上にペットの引越しには注意が必要なのではないでしょうか。
そこで、犬や猫達の一緒に引越しを行う際に、気を付けたい事や注意点をご紹介します。

犬の場合

まずは犬の引っ越しですが、犬は人間の気持ちを敏感に感じ取る生き物です。
引っ越しの際に、飼い主が忙しそうにしていたり、不安な気持ちを抱えていると、犬も同じような気持ちを持ち動揺したり、ストレスを感じてしまうことがよくあります。
出来るだけゆったりとした気持ちで、リーダーシップは常に持ち続けているようにしましょう。

新しい家に入る際も、飼い主の後に犬を入れるようにします。
そして、犬の場所をきちんと決めて教えてあげます。
そうすることで、犬は安心して、自分の居場所を見つけられるようになり、ストレスなく引越し先に馴染むことが出来るでしょう。

前の家で使用していた毛布やぬいぐるみなどを、ゲージの中にいれてあげてしばらく様子をみると良いです。「怖くないよ」「可哀想に」などと同情するような声掛けはせずに、放っておくことも重要です。

賃貸アパートやマンションからの引っ越しの場合は、犬が使用していた場所や、部屋全体を綺麗に清掃しましょう。これは猫も同様ですが、犬の体臭や尿の臭いが残っている可能性があります。抜け毛などもしっかりチェックして、なるべくなら借り始めの時の綺麗な状態に戻しておくことが必要です。もし傷などが残ってしまった場合は、賠償する可能性がありますので管理会社の方と話し合ってみて下さい。

猫の場合

続いて猫の引っ越しの場合ですが、猫もテリトリーへの意識が高い動物の中の一つです。
こちらも犬の場合と同様に、飼い主はゆったりと落ち着いた気持ちで引っ越しを行いましょう。最初はやはりケージ内で落ち着くように様子を見ます。いつものようにご飯をあげたり、猫の場合は撫でたり遊んであげたりと、安心させる事がポイントです。

大丈夫そうなら、無理には出さずにケージの扉を開けて、しばらく様子をうかがっていましょう。大きな声を出したり、バタバタと走り回ると猫はびっくりしてしまいます。
引っ越し先でもいつも通りに生活することを心がけます。
その際には窓は必ず閉めておき、脱走の危険を回避することをお忘れなく。

大事なペットだからこその引っ越しを

引っ越しは人間だけのものではありません。ペット達の気持ちをくみ取って、なるべくいつも通りの生活を心がけながら、ゆっくりと慣らしていく事が重要です。