引越し祝いのお返し、相手によって金額は変わる？相場はどれくらい？｜引越しトーク

新築の住居へ引越しをすると、親戚や知り合いなどから新築祝い・引越し祝いをもらうことがあります。このようなお祝いはありがたくいただくとしても、このお返しはどの程度の相場がいいのでしょうか。

三分の一から半額程度が相場

一般的に言われている相場は、送ってもらった引越し祝いの三分の一から半額程度です。
そのくらいの額を心掛けておけば、トラブルになるということはないでしょう。

飽くまでも引越しの祝いなのですから、それと同等以上のお返しをする必要はありません。カタログギフトは料金で設定できる上、その料金は相手にはわかりませんのでオススメです。

非常に高額であったり、金額がわかりにくいという品物の場合には、あまり金額にこだわる必要はありません。飽くまでも気持ちの問題で、金額は二の次ですので、お祝いをしてもらった気持ちに応えるというのを大事にするといいでしょう。

両親など近しい身内の場合

一般的な引越し祝いでは「お祝い」という側面が強い為、上に記したように三分の一から半額程度でお返しをします。しかし両親や祖父母など近しい間柄の場合の引越し祝いには、「お祝い」という側面よりも「援助」という側面が強いです。

新居に引越しをして何かと物入りな状況だろうから、このお金を役立てておくれという想いが強いです。ですのでそれに対しても相場通りの贈り物をしてしまうと、援助にはなりえません。

こういう場合にはきっちりと感謝を気持ちを伝えた後、後述する「お披露目」でお返しをするようにしましょう。

本来はお披露目がお返しの場

引越しをしてから一、二ヶ月経って落ち着いた頃に「お披露目」といって、両親など親しい親族を新居に招きます。これは幸せのお裾分けということで行われるもので、本来のお返しはこのお披露目のことを指します。

新居を見せることが目的ですので、お披露目は日中に行います。
お昼などに集まってもらい、新居の様子を皆に見せながら、料理を振舞います。
親しい間柄ならば贈り物をしなくても、この催しで十分でしょう。

お披露目を行う時には新居の場所や移動手段などの手配を忘れずにしましょう。
新居は民家なのでわかりづらく、招く人達には土地勘のない場所であった場合には非常に迷いやすいからです。
事前にそこまでの道を案内しておくなど、そこの準備は丁寧に行いましょう。

遠方の場合には飛行機や新幹線のチケットを渡してもいいですが、遠慮されてしまうこともあるのでよく話し合いましょう。