進学・就職・親や自身の転勤・結婚・マイホームの購入等、一生の中で転居する機会は複数あるでしょう。
一度でも引っ越したことがある人は身に染みていると思いますが、事前事後の準備と面倒な手続きとで膨大な時間と労力を取られます。小さなことはつい後回しになったり、うっかり忘れたりすることも。
『引っ越ししました』の連絡は重要です。
忙しくても確実に処理できるよう、手順を踏んで準備しましょう。
はがき選びは超・前倒しで
文具店に行くと、引っ越しを知らせるはがきが並んでいます。が、残念ながら種類が少ないことが多く、好みのものが見つかるとは限りません。
無料で使えるはがき用のイラストサイトや写真サイトを活用してはいかがでしょうか。
自由にメッセージを入れられるなら、『引っ越ししました』という一文・挨拶・新住所等を入力するだけで裏面の印刷は完了。住所録をパソコンで管理しているなら表面も準備万端です。
スキルがあるなら、自分で描いた絵や撮った写真を加工して作ってもいいでしょう。
タイミングは可能な限り早くがお勧め。引っ越し直前になると慌ただしくなるので、荷造りを始める前には印刷が終わっているのが理想です。
投函時期は落ち着いてから

引っ越し前後は忙しさのピーク。時間の余裕はなく、体力的にもしんどい時期です。
できることから片付けて肩の荷を軽くしたいところですが、はがきを発送するのはちょっと待ってください。
何故なら、受け取った友人知人が新居を訪問する可能性があるからです。
個人差はありますが、特に女性は住まいに対する関心が高く、間取りやインテリアを知りたがります。
普段使わないあれこれを段ボール箱に入れたままにしておくのはOK。
でも、失礼な人にいきなり開けられても大丈夫なよう、クローゼットや押入れといった収納スペースにきちんと収めてから投函しましょう。
一度に全部出さず、仕事絡み・親しい友人・疎遠な友人というように相手との関係や距離感で分けて数日空けて投函すると、転居を知った人から連絡が集中するのを避けられます。
レッツ・エンジョイ!
引っ越し作業は大半が肉体労働です。
引っ越し業者に丸投げしたとしても、自分や家族がやらなければならないことはたくさんあります。本当に大変です。
ならばせめて、楽しめそうなところは思う存分楽しんじゃいましょう。
イラストや写真にこだわるも良し、デザインに凝るも良し、『引っ越ししました』のはがきをアートにするのです。センスが良ければあなたの株が上がるかも?
年賀状と異なり、『引っ越ししました』のお知らせは滅多に出せません。転勤族であっても数年に一回程度でしょう。
折角ですから、準備から投函まで存分に満喫してください。