引越し挨拶は現在の住まいと転居先の両方で行う事がマナーと言われていますが、引越し挨拶を行う場合にはタイミングを考える事もマナーと言えます。
忙しい時に訪問されても困ると言う人も多いものですし、働いている人などの場合、日中は不在で夜にならないと帰って来ないため、引越し挨拶が遅れてしまう事も在ります。
引っ越し挨拶はどこまで?
タイミングが合わない場合には土日などの休みの時を利用して後から引越し挨拶を交わしておけば問題が在りませんし、何度か訪問したことを伝えておけば納得して貰う事が出来るので安心です。
因みに、引越しの挨拶と言うのは一戸建て住宅に住んでいる人、アパート暮らしをしている人、そしてマンションに住んでいる人などにより、挨拶をする家の数などが変わります。
一戸建て住宅などの場合は、家の両隣と通りを挟んだ向かい側や両隣、敷地が続いている裏手の家などになりますが、アパートなどの場合は規模にもよりますが、一般的には全世帯への挨拶をしておくのが良いと言います。
例えば、8世帯のアパートで在れば全ての部屋に挨拶を交わしておけば、引越しした後に何かと助けになってくれる事も在ります。
一方、マンションの場合は階下の部屋と両隣と言った小規模で済ませる事も出来ますが、規模が小さなマンションなどの場合は、階下の部屋に住む人と同じフロアーに住む人に挨拶をしておけば良いでしょう。
尚、引越し挨拶を行う家が増える事で留守にしている家への挨拶は遅れてしまう事も在ります。先ほどもお話したように、日中などは仕事で家にいない事も在る為、このような部屋に住む人への挨拶は休みの時を利用するのがお勧めです。
引っ越し挨拶のタイミングは?
それ以外の家への挨拶は引越しの当日や翌日など、出来るだけ早めに行っておけば、自分も安心ですし挨拶される側もどのような人が越して来たのかなど気になっているため、早めに行うのがお勧めです。
おすすめの時間帯は?
尚、引越しの挨拶は忙しい時間帯はさけることが大切で、午前中ならば10時前、午後ならお昼前後や夕方から7時頃まではさけておくのがお勧めです。
この時間帯は食事の支度や食事をしている時間帯でもあるため、これらの時間を除いて挨拶に出掛けるのがマナーと言えます。
但し、食事の時間と言うのはその家庭毎に異なるのが特徴です。
小さなお子さんがいる家庭などの場合は、子供が食事を摂る時間が早くなり、子供がいない場合には遅めに食事と言った事も在るため、午前中なら10時から11時頃、午後なら2時から4時頃、夜間なら7時から8時などのタイミングで挨拶をしておけば良いでしょう。