引越の機に冷蔵庫の買い換えを検討中の場合、あらかじめ冷蔵庫だけを市の粗大ごみに出すことはできません。
リサイクル業者に頼むか、新しい冷蔵庫を購入の際に家電店でリサイクル券を購入する形になります。
■古い冷蔵庫の引き取りと新商品の設置
引越し先が近ければ引取り依頼と新商品の配達を同時に行ってもらえるでしょう。
引き取りと配送の予約は家電店との連絡になります。
引取り時は電源を抜いておく指示もなく、新商品を設置の場合は電源をすぐ入れて問題ありません。
新居まで遠距離移動の場合は、引越しが終わってから新しい冷蔵庫を購入することになります。
■使っている冷蔵庫の電源を切るタイミング
引越し先で現在使っている冷蔵庫を設置し使いたい場合は、予約が午前出発なら夜のうちに、午後出発なら午前中に電源を切る必要があります。
電源を抜いた直後は庫内に水滴が出てきます。
乾燥し、熱が冷めた状態でないと、搬送・移動中に水滴が流れ出る可能性があり、引越し先で不具合・故障の原因になりかねません。
頻繁に移動を繰り返している冷蔵庫は、その後冷えが悪かったり、故障する期間が早いとも言われますので、どのメーカーであっても5~6時間前には電源を抜くようにしましょう。
そして到着してからも、すぐに電源を入れないよう引越し業者から説明があります。
まず荷物運びが忙しくなるので、落ち着いてから電源を入れることになりますが、すぐに電源を入れても問題はなかったです。
冷蔵品を新居のご近所で預かってくれる方がいるならば、一時的に入れさせてもらえるかもしれませんが、量も限られるので冷凍・冷蔵食品は引越し前になるべく使い切りましょう。
■引越し後の忙しさを考えておこう
到着後は山積みのダンボールの仕分け、収納で忙しくなりますので、当日の飲料・手軽に採れる簡単な食品があると奔走せずに済みます。
家を出発する数時間前に、小物類まで忘れ物がないよう、冷蔵庫内のものを保冷剤と一緒にクーラーバッグやダンボールに詰めます。
季節・距離によっては冷たいまま十分保存が利きます。
新居に引っ越して1週間は、ハウスメーカー、外構業者、電話業者、クーラー工事業者など出入りが入れ替わり立ち代わりで、家具注文品なども続々と届きダンボールの山は一向に減らない日が続きます。
ダンボールはどこに置きたいものなのか、すぐに使いたい品物、すぐに開けなくてもいいものと仕分けをしっかりしておく必要があります。
特に冷蔵庫・キッチン周りはすぐに使いたいものだけにし、身動き取れることが生活しやすい環境作りになります。