引越の時、問題になるのは荷物の梱包で、特に電化製品は包み方に困る場合があります。
電化製品は、大きさや重さを理解した包み方が大切なので、引越に適した梱包を行えば安心です。
■電化製品の分類と梱包方法
電化製品は分類で梱包方法が違います。
引越する際には、梱包に気を配る事によって、電化製品を破損なく安全に運ぶ事が実現します。
テレビは画面に対する圧力が一番の破損リスクなので、厚みのある板を当ててから包んだ方が安全です。また、移動中に保護板がずれてしまっては、結果的に破損し易くなるので、動かない様に固定を行う事も大切です。
パソコンは、振動に弱い電化製品なので、衝撃吸収用の発泡スチロールで包む方法が効果的です。事前にハードディスクだけ別に保管しておくやり方も、引越でデータを失わない取り扱い方のコツです。
各種のリモコン類は、個別に梱包資材で包み、それから一つの箱にまとめてしまう方法が効果的です。
■電化製品の包み方
引越に適した電化製品の包み方があります。
家電の本体とリモコンを一緒に管理する方法では、リモコンを引越途中で紛失してしまうリスクが高まります。個別に梱包しておけば、引越の最中に箱の中で暴れたとしても、お互いに傷付けたり壊してしまう心配はなくなります。
電化製品を梱包する基本は、商品を購入した際の箱を再利用する事、そして正しく資材の中に収める事がポイントです。
メーカーが提供する資材は、電化製品の寸法を考えて作られているので、隙間が出来て中で動く問題が起こりません。故障だけではなく、引越による傷も防げるので、一つで二つの利点がある基本的な梱包のコツといえます。
■メーカー純正の資材を賢く利用
適度な梱包が引越の手間を減らします。
新たに箱を用意したり、梱包資材を準備する場合は、その費用と手間が必要になります。
引越を終えた後には、箱を潰したり袋やテープ等のゴミを処分する必要があるので、準備と片付けの二度手間が発生してしまいます。
メーカー純正の箱は、保管時の場所は必要になるものの、一時的な家電の保管や移動に使える便利な資材です。再利用性も高いので、新しく商品を購入した場合は、移動時の事を考えて処分しない方法に検討の余地があります。
純正の資材を処分してしまった時は、日頃から梱包に適した代用の箱を探したり、箱を使わない簡易な包み方を考える事も役立ちます。
輸送中のトラックの中では、例外なく荷物が揺れて動くので、勢い良く動いても壊れない様に包む心掛けが必要です。
衝撃吸収用のクッションやシートは、特に家電を守る効果が高いので、これを優先して包むやり方が最適な梱包方法です。