引越しのときに出る粗大ゴミの処分について困る人は多いと思います。不用品回収業者にすべてお願いしたら早いのですが、なにも考えずにお願いすると、一人暮らしなのに処分料金が3万円を超えてしまうということもあります。
引越しで出た粗大ゴミを普通のゴミごみにする方法
ベッドやマットレスなどは、通常は粗大ゴミになりますが、自分で解体をすることができる場合があります。
ベッドならドライバーを使って解体をすることで、通常のゴミサイズにできることが多いです。少なくとも、不用品回収業者に解体までお願いしたときの料金は節約できます。
また、役所にベッドを回収してもらうにしても、自分で指定の場所まで運ばなければいけませんので、役所で回収してもらうなら、どちらにせよ解体をする必要があります。
マットレスについては、中にコイルが入っているものを解体することはかなり難しいです。
しかし、中にコイルが入っていないタイプのマットレスなら、布団と大差ありませんので、ハサミやカッターなどで通常のゴミサイズまで小さくすることができます。
ベッドやマットレスは役所で回収してもらえば、回収費用は1,000円~2,000円くらいとかなり安いですが、朝の8時までに指定の場所まで自分で持っていかなくてはならないという問題もあります。
そのため、ベッドやマットレスなどの家具で解体できるものは、自分で解体した方がいいかもしれません。
そもそも粗大ゴミになるものを買わないようにする
賃貸ではなくマイホームのように、ずっとその家に住むつもりならば、不用品回収業者のお世話になることは無いでしょう。
しかし、銀行員や大手メーカー勤務など、転勤や異動が多い職業に就いていて、引越しを何度も繰り返しているような人は、そもそも粗大ごみになるようなものを買わないという工夫をしています。
和室の部屋ならベッドは不要ですし、フローリングの部屋でも除湿シートと簀の子の上にマットレスを置いて寝るようにすれば、ベッドは必要ありません。
マットレスはもちろん、コイルが入っていないタイプのものを選びます。机やイス、ソファーなども、捨てるときのことを考えてコンパクトなもにしたり、解体が簡単なモノを選んだりすると良いでしょう。
電化製品はリサイクルする
引越しの時に、電化製品は処分してしまうという人も多いでしょう。
なぜなら、引越し先では新しい部屋で新生活をスタートすることになるので、家具や電化製品も新しいものにした方が、気分も一新できるからです。
家具は解体してコンパクトにしてから通常ゴミとして出すとして、電化製品については、まだ使えるものなら処分はせずオークションに出したり、リサイクル業者に買取をしてもらいましょう。100円程度でも値段がついたなら、お得に処分ができることになります。