引越しをする時に、不用品回収の見積もりをとるタイミングとしては、できるだけ早いほうが良いです。
なぜなら、不用品回収する物によっては回収費用が別途かかり、引越しの見積もりにも影響してしまうことがあるからです。
不用品回収の見積もりが早いほうが良い理由
引越しの見積もりは、引越し予定日の1ヶ月前~2週間前くらいのタイミングで行うと思います。
引越し業者が見積もりに来たときに部屋が片付いていないと、営業マンから「作業が大変になりそうだ」と思われて見積もりの金額に上乗せされてしまうこともあるようです。
さらに、処分予定の電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品や家具は「処分をします」と言っておけば、荷物としてはカウントされません。
しかし、見積もりをとる営業マンも人間なので、ミスをすることがあります。電子レンジを「処分をします」と言ったのに、見積もりの金額にカウントされてしまうこともあります。
そうなると「荷物の量が多いから中サイズのトラックでは積みきれない。大サイズのトラックが必要だ。」「スタッフも2人では足りない。3人必要だ。」と考えられて、引越しの金額が大きく上がってしまうこともあります。
そんなことはめったにないことだと考えるかもしれませんが、不用品の数が多いほど引越しの見積もりミスをする可能性は上がります。
不用品回収の見積もりは早めにしてもらうだけでなく、不用品の回収も早めに行ってもらって引越しの見積もりを取る段階で、家にある荷物をできるだけ減らしておくことがおすすめです。
不用品は必ずしも1回で回収してもらう必要はない
リサイクル業者に不用品回収の依頼をする場合、リサイクル業者によって買取り価格が大きく異なることがあります。また、粗大ゴミの処分についてもリサイクル業者や不用品回収業者によって金額が異なります。
時間がないので1社でまとめて不用品の回収をしてもらおうと考えていると、不用品回収料金の比較ができないので、相場よりも回収コストがかかってしまうこともあります。
早い段階で不用品の仕分けをして、最低でも2社~4社くらいの不用品回収業者に見積もりをとって不用品回収料金の比較をしましょう。
回収業者は必ず1社に決めなければならないというわけでもなく、電化製品の買取はA社にお願いして、家具や不燃ゴミの回収はB社にお願いするというように分けることもできます。
不用品回収は時間をかけて検討しないと悪質な回収業者に騙される可能性が上がる
不用品回収業者の中には、悪質な業者も存在します。不用品やゴミをすべてトラックに積み終わった後で「聞いていたよりも量が多い」などと理由をつけて高額な追加料金を請求してくるという被害報告などが出ています。
あるいは、回収した不用品やゴミを不法投棄されていたというとても悪質なケースもありますので、時間がなかったり面倒くさがったりして、不用品回収業者の選定や比較が十分できていないと悪質な不用品回収業者に騙される可能性が上がります。
悪質な不用品回収業者は「この人は時間がないくて急いでいるんだな」「面倒くさがってるな」と気付くと、そこにつけこんで高額な不用品回収料金を請求しようとしてきます。
ですので、早めに不用品回収業者の選定や料金比較を行い、余裕を持って行動をするようにしておけば、トラブルが起きてもしっかりと対応できます。