大手業者と地元の中小引っ越し業者ではどっちが安いか?
あなたの引越し内容によりますが、基本的に大手業者より中小引っ越し業者の方が安く引っ越しはできます。
大手業者は高い分、社員の教育が行き届いている。損害保険もあり安心して任せられる。という利点があります。
中小企業でもしっかりしている業者はたくさんあります。どこが良い業者か見極めるには・・・
1.国土交通省の認可を受けた業者であること
国土交通省の認可を受けている、正式な運送業者であるかどうかをまず確認します。
正式な事業資格を持っている業者はトラックのナンバーが緑色です。
・「全日本トラック協会」に加入していること
・「標準引越運送約款」を採用していること
を確認して下さい。
「標準引越運送約款」を採用している業者は、料金も明確であり、引越しの際にこちらの荷物に何かあった場合の補償内容もその約款により決められているため、安心です。
必ず確認して、これに当てはまらない業者は避けるべきです。
2.見積りの明細の基準がはっきりしていること
①基本運賃 + ②割増料金 + ③実費 + ④オプションサービス費用
この各項目がきちんと見積りで出されていることが大切です。
上記「標準引越運送約款」では内金、手付金ともに禁止しています。
見積書をちゃんと出さなかったりメモ書きで見積書を渡して来たりする業者はダメ。
3.「なるべく安くしたい」と伝えたとき、適切なアドバイスをしてくれるかどうか
荷造りや梱包はどこまで自分たちでやったら良いかアドバイスをくれたり、梱包資材の入手方法を教えてくれたり、詳しく料金を安くするための手段をアドバイスしてくれる業者さんはとても良心的であり、良い引越しに出来る可能性が高いです。
安くしたいということをはっきりと見積りの際に伝え、反応を確認して下さい。
4.安いだけで安易に決めないこと
・荷物が多く、引越し距離が長い場合は大手業者へ
・荷物が少なく、引越し距離が短い場合は中小業者へ
まずは一括見積りを依頼。
そして上記4つのポイントをクリアする業者さんを、2,3社まで絞ります。そしてその業者さん同士を競わせて料金を出来る限り安くします。
「あちらの業者さんは○○円でやってくれるそうなのですが・・」
と伝えてみます。
すると
「じゃあウチは××円でやります!」と返って来ることが多いです。
そこですぐ決めず、もう一度他の業者さんへ交渉を試みます。
これ以上安くならないなと感じるまで これを繰り返すことで、最初に提示された金額よりも確実に安く引越しが出来ます。
最大で1万円~安くなることが考えられるため、この手段はやらないと損です。
値段交渉は必ずして下さいね。。