引越しの為に危うく冷蔵庫を買いなおす羽目になりかけた話 | 体験談｜引越しトーク

夫の転勤が４月末に言い渡され、６月に奈良から東京への異動が決まりました。
元々、夫婦ともに、出身は奈良以外でしたが、それなりに慣れてきただけに、大変戸惑いましたが、
転勤族であり、拒否権もないことまた、東京での生活に対しての多少のあこがれもあり、引っ越すことになりました。
また、奈良県は比較的家賃も安く、２ＬＤＫの間取り、約７０平米で７万円という家賃で家計的にも助かっていました。
また車も所有していましたが、駐車場代が約７０００円と安価であることも良かったです。

そんな奈良県を離れることになり、まずやったのは車の売却でした。
車に愛着はあったのですが、東京での家賃は今と同じ間取りで
倍以上もすること、また、駐車場代は２万円以上もすることを考慮して泣く泣く決心しました。
ビックモーター、カーセブン、ＧＯＯなど５社ほどの
業者に来てもらい、いずれも大差ありませんでしたが、営業マンの対応の良かったビックモーターに決めました。
その後、役所関連の手続きも終わり、
これでようやく身軽になり、あとは引越業者を決めて、引っ越しの手続きをするだけになりました。

引越しの業者選びをするうえで夫の在籍している会社では、システム上で複数の業者から見積もりができるシステムがありました。
引越希望日などを入力すると、複数の業者の見積もりが表示され、そのなかで最も安価な業者の概算見積もりを選ぶという仕組みでした。
夫の会社ではすべて会社負担での引越であるため、会社が主導で業者を選ぶという仕組みだったようです。
その後、その選定業者の担当者から連絡がありました。
引越前確認は１日のみで、３０分程で、引っ越し前の住居の確認をしたうえで、最終の詳細見積もりが作成されました。

特に、ピアノなどもなかったため、特に特殊項目はなく、あとは、詳細の引越日時のみを調整しました。
そののち、数日後に引越の梱包に必要な段ボールやガムテープなどが支給されました。
プラン内容的には、すべて業者が梱包してくれるプランでしたが、貴重品などを事前梱包したかったこと、また、当日の工程を少しでも
短くしたかったことから、全体の２割程度は自分たちで梱包しました。
引越予定日になり、業者が到着し、事前梱包をしていたこともあり、奈良では２時間程度で梱包できましたが、翌日の引っ越し先の東京では、

３時間ほど開梱に時間を要しました。

引越ではトラブルがありました。
なんと、冷蔵庫が家に入らなかったので、私たちは子供はいませんが、
将来的に家族が増えることなども想定し、かなり大容量の冷蔵庫を購入していたのです。
事前の確認においても、引っ越し業者との打ち合わせにおいて、少し大きめですねというようなやりとりだけで、進めて
しまっていました。
東京の家に着くや否や、ドアを通らないということがわかりました。
致し方なく、ドアの蝶番をはずしてもらい、入れようと試みたのですが

どうしても入らないのです。
その後、たまたまレッカー車の空きがあったため、応援を呼び、どうしたのかというと、２階のバルコニーから入れたのです。
よく、ピアノを吊って入れるという場面は引越において見聞きするのですが、冷蔵庫が入らないというケースは聞いたことがなく、自分たち自身大変驚きました。
結果として、別途費用を数万円請求され、その分は、私たちの準備不足であったこともあり、泣く泣く支払いました。
引っ越し業者経由で後日会社へ請求があり、ただでさえお金の掛かる引越がこうして終わったのでした。

まず、家具を選定するにおいては、今の住居のスタイルに合うかどうかを考えると思いますが、
転勤族のかたにおいては、ある程度、デザインだけでなく、大きさについても汎用性のある家具、電化製品選びをしたほうがよいと思います。
よっぽど収入に余裕があれば別かとは思いますが、都度、そういったものを買いなおすのは大変家計を苦しめますし
例えば、私たちのように、大きさに問題があれば、搬入が危ぶまれるケースもあるためです。

ちなみに、今回のようなケースがあったことから、私たちはこの冷蔵庫を寿命でないにも関わらず、買いなおしを考えています。
次またヒヤヒヤするのが嫌だからです。
また、引っ越しをするにおいては、事前確認の段階で、ある程度大規模な家具などについては、引っ越し先の住居での搬入が可能か
確認をおすすめします。
私たちの場合は、たまたまレッカーの手配ができたのですが、必ずしもできるわけではないことに加え、レッカーでも住居の位置関係によっては

搬入ができないことも多々あるようです。
引越をある程度見据えた、モノ選びというものを日頃心がけ、いざというときにはうろたえないで良いようにするべきだと考えます。